本好きな子供あるある①
教科書が配られるとすぐ国語の教科書に載ってる小説を読む。
本好きな小学生あるある②
帰り道も惜しんで読みながら歩いて電信柱や路駐の車に激突。
上記2点は実体験だ。
そんな本好き小学生だった私は、宝物だった全集を卒業した。
そう、本好きな父の蔵書手にを出し始めたのだ。
ニュートン(月刊誌)
山と溪谷(月刊誌)
音楽の友(月刊誌)
その他諸々
特に藤沢周平には小学生高学年から高校生までと長くハマった。
藤沢周平は江戸の時代小説の短編が多いのだが、私が自分と同じ作家を好んだのを喜んだ父は、1本でも新しい短編が入っていればその本を買ってきて自分が読む前に読ませてくれた。
今思えば父も「家は借りて住め、本は買って読め」の人だったのだな。
ちなみに、松本清張は気に入った登場人物がすぐ死ぬので、活字に飢えてるから何度も何度も読んだが、本当に嫌いだった。
そういえば少年少女文学全集の江戸川乱歩もグロいし人が死ぬから嫌いだった。
文章の言い回しも気持ち悪く感じて嫌いだった。
でも「嫌いーっ」って思いながら何度も読んだ。
嫌いでも何度も読むのは何でなのか、嫌いだと周回回数が少ないから新鮮だったのかもなと思う。
活字中毒にも程がある。
ちなきにニュートンは好きだったが山と溪谷と音楽の友も嫌いで、何度もチャレンジするがすぐ本棚に戻しを繰り返した。
山と音楽に興味が無かったようだ。
ニュートンは科学雑誌で、とにかく夢のある内容とイラストが好きだった。
私が理系に進んだのは完全にこの雑誌影響されたのだと思っている。
続く